3年目のホーリー(豊作を祈願し、春の訪れを祝うため、色水をかけあう無礼講なヒンディ教のお祭り)。この日は朝からまちは静まり返る。特に色水かけあいの戦い真っ最中の午前中は、路上からオートもサイクルも、車もほとんど消えてしまう。逆に言うと、そんなときに道を歩いている=色水かけておっけい!!ということ。実際に道ゆくひとは、ピンクやら緑やらに頭から染まっていて、まるでカラフルなゾンビ状態だ。
・・・デリー、一国の首都である。異常宣言発令したほうがよかろう。お祭りごとき(しかも迷惑!)でゾンビがふらつく異様な光景が広がるのだから。例えば節分で、246はガラ空きになるか?ただ歩いているだけで、無情なほど豆を投げつけられるか?
とはいえ、息子と楽しくお行儀よく、なじみのタクシーおじさんを道連れに、ホーリー参戦してきました。
小さいゾンビに狙われているのは・・・
うちの子。やる気0%!
後片付けが大変です。
このホーリーを過ぎると、春というより夏がやってきます。個人的には、こんなポップに飛ぶように変わるインドの季節感が、はつらつしていて良いなあと思っています(無理矢理だけど)。昨日のことは過ぎたこと。感傷にひたらないで、さあマンゴーやって来い!みたいな気持ちにならないと、やっていけないっていうのかな。
それでも新しい季節の訪れとともに、悲しいお別れもやってきます。いっしょに大きくなったこのおふたりも、離ればなれになるのです。
K:「ぱりっておいしいの?」
A:「からくないとおもう」
また地球のどこかで会おうね!