・・・インドの布おむつ。
どうもー、衛生用品大好きっ子っす。インドの布おむつ事情をリサーチに、というか今後のおむつが必要なので、south extention market1にある「mom&me」というお店へ出かけた。
そこらじゅうで立ちションする男性がいる国、正確にいうと青空トイレが町中にあるこのインドという国で、どのくらい赤子のサニタリー用品が(意識レベルのところで)普及しているのか疑問ではあるけれど、まあとりあえずこちらで諸々そろえる分には不自由しないと思った。
とはいえ、写真の布おむつは、パイルは手で触れるだけでぽろぽろ取れてしまうし、パンツ型おむつは漏れ確実、というつくりなのでたぶん紙おむつのカバーとして使うのがよさそうなくらい。
こちらはわたしが欲しかった、おむつカバー。漏れはしないだろうけど、はき心地はとても悪そうだなあ。
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ところで友達の新聞によると、生理用品を使っているのは、12パーセントのインド女性だけだという。8割の女性は経済的に購入できないため、生理中は脱臭目的で布をあてることで対応している。また、学生は学校を休んだり、想像に難くないが多くは学校を辞めることになるそうだ。(ちなみに…その調査による日本女性の生理用品使用率は100パーセント、中国は約60パーセント)
日本でも、生理は「忌みごと」といって台所にも立てず、寝起きも別の部屋でしていたと聞いたことがある。インドやおそらくほかの国でも、いまだにそうした考えが残っていて、女性の日常生活のことでさえ軽んじられているのだ。
以前同じ新聞で、ある高級住宅街にあるマーケットの薬局では、「女性の地位向上アイテム」であるタンポンが在庫不足だと報道していて、吹き出してしまったことを思い出した。地位向上アイテムってなんじゃそりゃ。そんな大それた話じゃなくて、ただの在庫管理がなっとらんだけじゃないか、とおフェミではないわたしは思ったのだった。