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    掃除道具に思う
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      我ながら写真を撮るセンスがないと思うんだけど、我が家の掃除道具をご紹介。
      雑巾と水をはくようなモップもどき。このモップに雑巾をうまくくっつけて、床を磨くのだ。そして下の写真はほうき。魔女が乗って飛んでそうだ。
      上記のような清掃道具は、自転車で売りにきたおじさんから買ったものだ。マーケットのよろずやでも買えるだろうけど、どうやらおじさんから買うのが主流らしい。うちの通りだけの話だが、おじさんを呼び止めてほうきを品定めする様子をわりと多く見かける。

      しかしながらこの清掃道具、正直、いつの時代?感は否めないスタイルである。例えば掃除機を使ったり、水切りが簡単便利な仕組みのモップはないんだろうか。大家さん宅もお隣も、みんな同じような掃除道具を使って掃除をしている。
      もちろん掃除をするのはスイーパーと呼ばれるひとたちだ。仕事については、超縦割りスタイルが確立されているインド。きっと掃除道具の改良について考える必要(人も)がどこにもないんだろうな。そもそもこうした掃除道具が一番使いやすい、実用的なものなのかもしれないが。それにエレクトリック掃除道具が各家庭に普及してしまったら、スイーパーさんの仕事はなくなってしまうのかもしれないが。
      少し足の悪いスニタさん。重いバケツとモップで部屋を移動しなくて済む方法はないものか、もっと負担なく掃除するにはどうしたらいいのか、何がいいのか考えている・・・からだも軽くなったので、おのれで掃除しろって話なのでした。
      | 日常 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
      ハイプライスロード
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        周囲から浮いているので、気になっていた家、実はギャラリー兼インテリアショップだということがわかった。Moon River
        スパイラルみたいな感じだけど、オリエンタリズムかたより過ぎな品揃え。でもディスプレイは繊細ですてきだった。値段はちょっと暴れたくなる設定。

        鯉だか鮭だかわからない若干悪趣味なワインクーラーを所望中。4500ルピー、今なら50%オフ!
        この通りにはVaderha art galleryがあって、別棟のブックストアはゆっくり本を手に取って眺めていたい感じ。ほかにもインテリアショップや高級ジムがあり、クラクションとほこりのまちでこんな異空間を目にすると、じぶんがいったいどこにいるのかわからなくなる。ドアを閉めればそこは東京、ニューヨーク、上海、そしてデリーの、それもきらきら輝くまちの明るい部分。その光のあたるところには、例えば野犬や路上生活者や物乞いやほこりまみれの子どもなんていうのは想像もつかない。だけどそんな通りから数分歩いたところには、光のあたらない別の現実があるのだ。
        まあ良い方だけど…廃材などを集めてようやく作った寝起きの場所。そこにひとは確かに生活している。
        このまちではあまりに極端なことが並列になっていて、本当に混乱する。ものごとは単純ではないしなにが良いのかわからないし断言できることは少ないけれど…わたしはこんな「国」が好きではない。もちろんいつも良いところを見るようにしている。だけどやっぱりおかしいと思う。おかしいし、国民として生きるひとたちは、おかしさを疑問に、疑問を問いかけから多層的な行動に発展にさせなくちゃいけないと思うのだ。
        高級ホテルのトイレでずっと清掃だけをする、裸足の少年。お金持ちの子どもの子守りとして働く同じくまだ幼い女の子。どんな思いで雇い主やその周辺の生活を眺めているんだろう。そしてわたしも。
        | 日常 | 21:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
        愛国心!?
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          2月19日から、クリケットのワールドカップが開催中。先日マーケットに行ったら、スクリーンで試合が中継されていて、みんながみんなその画面に釘付けだった。お店でもみんな試合観戦に夢中で商売そっちのけという感じ。4月までのW杯期間は、インド企業の生産性が低下すると懸念されているというけどさもありなん…。
          でもそのW杯期間だからこそ!?こんないいものを発見!
          インドカラーの赤ちゃんウェア。裏にはBABY1と書いてある。
          4月に一時帰国予定の我が家、早速おみやげ用とコウ用に購入しました。これ着せてクリケットも観戦したいものです。
          | 買い物 | 21:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
          母のいる生活
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            お宮参りならぬサイ・テンプル参りに出かけた。お供えの花輪を買って、信者の列に仲間入りして祭壇の前まで歩いた。コウを抱くのはわたしの母。「見せて見せて」「抱っこさせて」「何て名前?」子どもが大好きなインドの人たち、母のまわりはいつでも大変な人だかりだった。「マイ グランドサン!」みんなに答える母はとても楽しそうだった。
            (・・・お参り後のコウ)

            インド生活約2ヶ月。母は思った以上にインド生活を満喫したようだ。週に何度かコトラマーケットへ野菜を買いに出かけ、今ではなじみのお店が何軒かあるとのこと。路地を散策し、金物屋さんで圧力鍋を買ってきたり、地元のテーラーでクルタを作ってもらったり、おじさんたちに混ざって屋台でお昼を食べてきたり…観光旅行では触れられない「ありのままのインド」みたいなところにどっぷりつかっていた。(逆に観光旅行ででかけるような「ザ・インド」的スポットには行けていないので、申し訳ない気持ちでいっぱいですが…)
            スニタさんと片言の英語でコミュニケーション。このふたり、いつもけたけた笑いながら楽しそうに「買い物いってきま〜す!」と出かけるのだった。天気のいい日はベランダでもおしゃべり。インド料理を教えてもらったり、日本の料理を教えたり。ちなみにふたりはお揃いの靴を履いてます。

            言い方は良くないかもしれないけれど、本当に母がいてくれて助かった。食事の用意、夫のお弁当、おむつの洗濯などなど、わたしひとりだったら絶対に生活が破綻していたと思う。おかげでわたしはじゅうぶんにからだを休めることができて、ずいぶん甘えさせてもらった。夜中にコウが泣いて困っていると、母がやってきてくれた。明け方ようやく寝付いたので、わたしも休ませてもらうのだけど、母はといえばコウのおむつを手で洗ってから、その日一日の仕事をスタートさせるのだった。
             
            おむつの替え方、授乳の仕方、お風呂の入れ方etc…母に教わった。もう忘れた、と言いながらも「お風呂にいれるときは、赤ちゃんの手にタオルをこうしてにぎらせて、そうすると安心するんだって。おばあちゃんから教わった」と手つき、動作はスムーズで手慣れたもんって感じだ。おばあちゃんから母へ、そしてわたしへ伝わるお風呂の入れ方。なんでもないことだけど、途切れることないこんな営みがすごく愛おしく思える。あと何日、コウはおばあちゃんにお風呂に入れてもらえるんだろう。あと何日、わたしは母に助けられて甘えられるんだろう。スニタさんは最近、「ママ、ゴーバックジャパン、アイフィールベリーバッド、サッド」と言って毎日涙ぐみながら帰って行く。わたしもそのくらい素直になれたらいいのになと思う。

            母には反発してばかりだった。それでも大学進学を機にうちを離れて以降、帰省し、東京に戻るたびさみしくなった。結婚してもそれは変わらず、子どもを持った今でも母の帰国をさみしいというより、哀しく思う。親離れできていないだけだと思っていたけれど、今わかるのは、母を心配する気持ちが強いんだということ。本当は近くにいて、このインド生活のように、なんだかんだいいながらも一緒に過ごしていられたらいいのに、という思いもある。だけどいつも母から言われていたことを思い出すーじぶんの生きる場所は、じぶんで作りなさいーそしてふと気づいた。母こそもっとさみしく、哀しい気持ちを持っているのではないか。大事な子どもが成長すること、遠くに行ってしまうこと。それを静かに見守るのは、強く凛とした覚悟みたいなものがないとできないんじゃないか。
            子どもは産めるけど、本当の母親になるのは難しいことだと思う。そしてコウの成長と添いながらきっと時間がかかる。できることならお母さん、帰らないで。でもわたしも凛としなくちゃな。わたしの中のこどもとおとながコウを間に揺れている。

            お母さん、本当にありがとう。
            | 日常 | 21:31 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
            デビュー
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              我が家の出生地インドくん、本日オートリキシャデビューを果たした。行き先はうちからほど近いsouth extention market。リキシャの振動やけたたましいクラクションにも動じることなく、わたしの母に抱かれてずっとおとなしくしていた。
              とはいえ家に戻るなり「びえ〜ん!」。身を縮めて様子をうかがって我慢していたんだろう。緊張が一気にほぐれたのかいやいやえん状態…。おとなの都合で連れ出したのは申し訳ないけど、わたしたちはじぶんたちで自由になる手段を手元におかねばならん。

              行きも帰りもオートの運転手さんはわたしたちにやさしかった。「ハッピーボーイ、シーユーアゲイン!」
              そうだよコウ、外の世界はぜんぜんこわくない。

              | - | 21:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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