色水かけ祭り、Holiが終わると100メートルを2秒で駆け抜けるくらいのスピードでぐんぐん暑くなる、とだれかに聞いたことがある。たしかにそのホーリー後、ぐんと暑くなった。
4月1日、気温35度。白いシーツやおむつを干すときは、サングラスをかけないと目がやられてしまうほどの強い日差しの毎日だ。
これはスニタさんが用意してくれた緑の色粉、グラール。ホーリーではそこらじゅうで色水をかけあうそうで、もともとは豊作祈願と、ヒンドゥの神クリシュナが悪魔に勝ったことを祝うものらしい。誰彼かまわぬ無礼講!に、ちょっとわくわくしていたのだけど(色まみれになるための白いシャツも用意したのだけど)結局終日自宅待機で終わってしまった。
こうした甘いお菓子のお裾分けをしてもらったくらいで、我が家周辺は実に穏やかなホーリー祭でした・・・。とはいえこの日は飲酒運転による交通事故や、調子に乗って女性に手を出しトラブルになるという話もあるので、やっぱりクレージーなお祭りなんだろう。実際にメトロは当日午後2時まで運休していた。来年は花火炸裂のディワリ同様、張り切って参戦したいと思っている。
さてさて春をぶっとばし真夏のデリー、夏といえば蚊取り線香、早速インドの蚊取り線香を使ってみた。
芳香とあるけどなんともかんとも。
裏面にはしっかり「POISON」と書いてある。なんとなく使いにくい。
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早いものでインドに来て半年が過ぎた。どうしたって季節は巡るし前に進んでいかなければいけない時もある。コウをみていて、今この瞬間だけあればいい!と思うときもあるけれど、日に日に彼は成長していく。小さな肉のかたまりのようだった彼も、もう体重は7キロを超えているし、ぶどうを食べるようにもなった。よく見ているし、聞くし、おしゃべりもしている。
(※むりやり口に押し込んでるんじゃありません)
4月1日、新年度。新しい季節がやってきた。明るい方を向いて過ごしていきたい。そしてサングラスを手に入れ、洗濯物干しに挑みたい。