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    頼りにしたいの
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      SevenSeas@defence colony。数ヶ月前にオープンしたという、ペディキュア&フットマッサージ店。わーお。ハンド700ルピーから、日本のホットストーンマッサージは九州、霧島スタイル1500ルピー、チーズケーキマッサージフロムニューヨークもあったりして、意味不明。わたしが行くことはないでしょうが、夫に試してもらいます。
      ・・・・・・・・・・
      わたしが欲しいのは、サバイバル情報、とでも言おうか。携帯チャージするのはどこがいいとか、ほんと小さなことなんだけど、そんなことでさえすぐに解決されないから、生きにくいことがある。
      (例えば、チャージや電話代支払いのために最寄りの携帯ショップへ行ったら、突然閉店しており、ちょっと遠い支店へ向う途中、サイクルリキシャのチェーンが外れて自転車屋を探し回って結局チェーン代金出してあげたり、第三京浜みたいな道路を逆走されたりするのだ。それが出産後間もない頃で、傷口が傷んだときは自らを憐れんで泣いた)
      そんな小さな問題を、数少ない知人に聞くも、「あら〜、ドライバーもいなくて大変でしょう」「お手伝いにチャージしてきてもらえばいいのに」「会社のひとにやってもらえばいいのに」という感じで、どちらかというとかわいそうな話として扱われてしまう。肝心のサバイバル情報は手に入らないのだ。
      だから、というか至極当たり前なんだけど、わたしはじぶんの足で歩き、口でものをたずね、耳できちんと聞いて確認し、ひとつひとつ無駄かもしれないけれど回り道もして、いつも欲しいもの・ところにたどり着こうともがいているのだ。
      インド生活もうすぐ一年。ときどきじぶんの環境が生きにくいと思うのはこんなときーじぶんを勘違いしそうになっていると気づくとき。わたしの道は、マダム道ではなくて、けもの道ー。うらやましいな、と思うことは多々あれど、歩んで来たのはけもの道、前にあって選ぶのも同じような道。じぶんのコンパスで進んでいかねばなあ、と少々のやっかみも認めつつ、また好んで傷を作りにゆくのだ。
      要するに言いたいのは、最近はこのネットコミュニティにお世話になっているということです。Yuni-Net、ありがとう。


      | 日常 | 00:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
      フルーツ天国
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        ハミウリ!!
        近所の八百屋でウイグルのハミウリに出会った。おじさんが言うには、ハミウリじゃなくて「ハルブザ」らしい。アフガニスタンの特産物で、8〜9月だけの宝物だという。一個5キロほどで、その大きさにビビって試しに半分だけ買ってみた。さてさてその宝物、甘くて、水分たっぷりで、う〜ま〜い〜!!
        インドは本当に果物天国である。マンゴーに出会ったときは、神様ってほんとにいるんだ、やっぱり見てくれてるのね、わたしがんばってるよね、そうだよね!と空を見上げて、フルーツの神様にお礼してしまったほどだ。逆に言うと、マンゴーやその他果物がなければインドにいる意味ないじゃん…なんて思ってしまったあの酷暑期。愛しのマンゴーが去った虚無感が、ハルブザくんによって拭われたどうもありがとう!

        | 日常 | 16:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
        変革インド
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          見にくいけど…インド国旗チーズケーキ@mocha、defence colony、8月15日インド独立記念日のための、期間限定メニュー。最近このカフェがお気に入りで、マグカップにた〜っぷりのカフェオレを飲む。ソファ席が多くてわりに空いているし、コウがいても平気なのも良い。
          ・・・・・・・・・・・
          奇しくも終戦記念日と同日のインド独立記念日。独立後も経済、産業的にほぼ鎖国状態で、その破綻を迎えた90年代に、ようやく外資本緩和となったことは、インド人の愛国心というかプライドの高さがうかがえる。
          インドという国、常々不思議に思うことがある。それは、暴動が起きないということ。カースト制度の上に成り立つ社会は、富める人はずっと裕福で、貧しい人はずっと底辺での生活を余儀なくされている(ように思う)。絶対数でいったら、下層の人口のほうがまだ多いはず。不平等に怒って、暴徒化したっておかしくない。
          勝手な想像だけど、インドには、かのガンジーの戦わないという思想が根付いているのかもしれない。ガンジーの思想というより、ずっと昔からそうだったのかもしれない。
          ・・・・・・・・・・・
          しかしこのところインドでは、現代のガンジーと呼ばれるAnna Hazare氏が汚職防止法案の厳格化を要求して、ハンガーストライキを始めたことで、にわかに時代がごそごそ動き始めている感がある。連日、支持者とデモ参加者が増えて、オールドデリー方面ではアンナ渋滞もおこっていると聞く。当初の意思とは違ったところからの野次馬もいるだろうけど、この動きが暴徒化しないことをちょっとばかり願っているのだが、同時にこんな変革の時期に立ち会えることに、ちょっとばかり興奮したりもする。
          …これからのインド、世界をつくっていくこどもたち。

          このインドで生活できて、良かったと思うことがいくつかある。良くも悪くも富と貧が接しているようすを直視できること。社会システムのほつれを見つけられること。ひとが今だけを生きていると感じられること。人生の選択について考えられること。
          いつかコウが、インドでみたこと感じたことを、大事に彼のなかで育てられることを望んでいる。そしていつか彼が日本に帰ったら、きっと「やーい、インド人インド人、毎日カレー食べてるんだろー」とからかわれるだろうけど、インドってすごいんだぞいかすんだぞ、って堂々と語れるようになってほしいとも思うよ母さん…。

          | インドのこと | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
          夏のお便り
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            控えめな女性であるわたしには、胸のあいだに隙間があります。そこに子どものお菓子(乳頭サイズ)をおいて、仰向けになってコウをおびき寄せたところ、胸でなくお菓子に食らいついたので、大変にショックを受けた今日この頃そんな夏、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

            さて、我が家はこの夏、アグラ・ジャイプルへ行ってきました。
            インドといえば、タージマハルを思い浮かべるひとが多いだろう。左右対称の美しい建築物は、お墓。古墳の国にうまれ育ったけれど、死んだ妃のためにこんな建物造るなんて、ほんと迷惑なムガル皇帝だわ。その後幽閉されたのはなんとも気の毒だけど、仕方ないよなあ…とぶつぶつ言ってたのがいけなかったのだろうか。タージマハルのあるアグラから、ジャイプルへ行く途中に体調を崩して、わたしがホテル幽閉となってしまった。
            インド人は世界遺産より赤ちゃんが大好きな様子。コウと一緒に写真を撮ったり、抱っこしたがったり…
            行くところで大人気のコウ。営業おつかれさま。

            今回は、日本からの大事な友人との旅行だった。わたしはデリーから車にのって移動した、ただの荷物でしかなかった。彼女には本当に申し訳なかったけれど、旅行会社で手配した運転手さんが、世話好きおしゃべり好きの良いひとだったので、ジャイプル観光を十分に楽しめたという。あああ〜よかった。運転手さん、忙しい中一緒に来てくれた夫にも感謝感謝。じぶんの体力のなさと加齢のデメリットを痛感すると同時に、子どもを連れての旅行は、当たり前だけど今までとは別のスタイルで、無理しないできちんと計画することが必要だと思った。それにしてもジャイプルでは「女子旅お買い物!バザール巡り!」に鼻息荒く意気込んでいたのに、残念無念である。もう今から来年の彼女再訪リベンジに向けて、まずは体力作りと…その前に体力回復とじぶんの労りから始めようと心に誓うのだった。

            | 日常 | 17:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
            リラとマヤ
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              左のリラがお姉さんで、コウを抱っこしているのが妹のマヤ(まばたきの瞬間を撮ってしまった…ヘーゼルアイがチャーミングなおしゃまな7歳)。大家さんの孫にあたるこの姉妹、お母さんのアヌさんと、夏休みを利用してインドに遊びにきている。アメリカで生まれ育った二人は、今回が2回目の来印だという。英語はもちろん、パンジャブ語、ヒンディ語を日常的に使いこなしているというから、こどもの言語対応力の高さに驚くというか、アヌさんの努力に感服というか…。
              さて、アヌさん。彼女がアメリカに渡ったのは、30歳を過ぎてからのこと。お見合い結婚が破綻したのち、無一文の状態で英語教育のマスター取得後、大学で職を得て、そこで現在のご主人であるマークさんに出会ったそうだ。再びのお見合い結婚を勧める大家さんの大反対を押し切って結婚、渡米したという。親戚、家族を大切にする大家さん一家にとって、この再婚は家族のつながりを絶つのと同じこと。アヌさんは「はじめての人生の選択だったの」と明るく話してくれたけれど、新天地に飛び出して行ったその勇気と、決心の裏にあった思いを想像した。不安だっただろうし、悲しいこともたくさんあっただろう。良い言葉がみつからないのが情けないけど、「お母さんを尊敬するわ」と言うと、姉妹はばつぐんの笑顔で「自慢のお母さんなの!」と笑った。
              人生って選択が可能だと思う。そう思えるって本当に幸せなこと。だけどその選択肢も知らないまま、うまれたところでずっと生きるひともたくさんいる。アヌさんのようなパワーには劣るけれど、「母国」を離れて暮らす「親」としていろいろ話すうち、わたしたちがこどもに願うことがとても近いことに気づいた。

              さてさて大家さん一家。この夏休みはアメリカから、ムンバイから、チャンディガールから、元気いっぱいの子どもたちが遊びにきていて大騒ぎだった。そんな賑やかな中に誘い入れてもらって、わたしもコウもとても楽しく過ごさせてもらった。ふと思い出したのが新ウイグル自治区のティナのこと。カザフ人の彼女は、学校で中国語を勉強していて、同居する祖父母とは会話が困難になっていた。おじ家族はすでにカザフスタンへ渡っていたと記憶する。
              最近また彼の地で暴動が起きたなあ…。彼女のお宅にお世話になったのは、寒い2月だった。夕暮れがあまりにも美しくて、思わず写真におさめようとしたときのことも思い出した。「どうして夕日なんて撮るの?最近できた鉄塔を撮ったら良いのに」
              そうだよねえ、夕日なんて撮る変な日本人。小さなティナにとって記録すべきものは、鉄塔なんだなあ、としんみりしつつもちょっとさみしく思ったのだった。
              みんな元気でいるかなあ。無事でいるかなあ。静かなまちは、どんなふうに変わったのかなあ…。人生は選択できるけど、責任も同時におうものだなあ…。

              ・・・ちなみに、リラとマヤ。この名前は、曾祖母の名前を引き継いだんだそうです。



              | 日常 | 10:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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