スニタさんのお嬢さんが結婚した。お相手の家族には、ずいぶん長いこと結婚を承諾してもらえなかったという。「も〜う、超玉の輿なのよ〜」とはスニタさんの弁。結婚式はできるだけ盛大にすること、家財道具一式を準備すること…などなど、相手側の要求に応えなくてはいけないから大変なんだと言っていた。
結婚式会場はこんな感じ。まちの集会場というのか、広場みたいなスペースがきらびやかに飾り付けられている。
地域や宗教で違うらしいのだが、スニタさんたちの結婚式は3日間続く。初日に神様へのお祈りをして、翌日が盛大なパーティ、最終日に花婿一族が花嫁の家を訪問するのだという。
お祝い用プレート?キャンドルのように灯をともす。
赤い布で隠されているのが花嫁。お披露目まで姿を隠すんだそうな。
隠し撮り!!女の子たちが、きゃあきゃあいって花嫁を見ようとするのがかわいかった。
わたしがお邪魔したのは、もちろんパーティ。花婿を花嫁家族が迎える儀式があって、招待客みんなに食事が振る舞われるのだが、なんだかにぎやかになったなあと思ったときには既に夜11時近くになっていた。
食事スペースでは、自然と男女が別れていくのが不思議だった。
ゴージャスな新郎家族。金の冠かぶって札束輪っか首に下げてるのが新郎。
赤子連れだったので、途中までしかいられず、たぶん結婚式のメイン部分がみられなかったのが残念だ。でも、新郎登場や結婚の儀式みたいなのが執り行われてるのに、ボリウッドミュージックがんがんならしてみんな踊りまくる!食べまくる!という図がみられておもしろかった。
仲良しグループ。
結婚式、まだ始まらないの〜?
おしゃれして来たの〜。
ちょっと見てよ、うちのダンナ。
うちの子、顔、でかっ!
結婚式会場、どこアルね〜?どう行けばいいアルか〜?と商店のおじさんに聞くタクシードライバー、ジャグタールおじさん。暗い中、道なき道を、牛を分け分け突進してくれて頼もしかった(あぶねー)。「夜は危ない、ボス(コウのこと)と車の中で待っていろ!おいらが道を聞いてくる、任せとけ、サー(sir。いつまでもわたしのことをサーと呼ぶ)!!」と守ってくれてありがとう(でも肝心なところで「サー、ユートーク(お前が聞け)」と言って逃げるところが良い。じぶんはコウと遊び始めるし!)。
スニタさん、声が枯れていてくたびれている様子だった。ふたりで一緒に住んでいたお嬢さんがいなくなる。さみしくなるんだろうなあ。お嬢さんが幸せでありますように!と思う以上に、スニタ母さんが心配になってしまった余計なお世話であーる。