たのも〜っ!ていう感じで、moolchand hospitalのアーユルベーダ科に行ってみた。それは近代的な病棟群の外れ、古い建物(イギリス占領時代とかいってた)内にあって、アーユルベーダ=リッチなマッサージという勝手なイメージとは正反対だった。裸電球の、質素な診察室。簡単な問診と脈だけで、先生が調合してくれたのは3種類の薬。
これを石臼(いろんなひとのいろんな薬が混ざっている)でごりごり砕いてパウダー状にしてくれる。この時点でもうむせた。
どこも悪いとこなんてないわよ〜と、太鼓判をもらったわたしが受けたアドバイスは…例の怪しいうすピンク色の薬を、コップ一杯のミルクに混ぜて日に2回飲む、というものだった。
2週間続けて、もちろん規則正しい食生活が大前提だけど、それでも改善されなかったらまたいらっしゃい、と笑顔で送り出された。診察室の隣は、女性専用のマッサージ室があった。薄暗くて、板張りの床に寝転がってマッサージを受けるようだ。見学させてもらったけど、なんていうのか…部室のロッカーみたい。良い香りが漂うわけでも、リラックスできるような光やあたたかさがあるわけでもない、剛健な治療院だった。
アーユルベーダってなんなのか、実のところよくわかっていないのだけど、こころとからだのバランスを保つための生活習慣と、そのための投薬やマッサージは、東洋医学に通じるものがあるんだろうなあ、くらいの認識。間違った幻想が打破されたという意味で、今日の突撃は有意義だったし、きちんと勉強したいと思った。
食べかけだけど、ジャガイモとメティ(フェネグリーク)の炒めもの。ふらふらしているわたしをみかねて、スニタさんが大量のメティを「イート、メニメニ!」と、これまた大量に作ってくれたのだ。
メティは、冬の時期しか食べられない旬の野菜で、滋養強壮、消化不良緩和に効果があるという。塩だけで炒めたのに、独特の苦みと後味は、くせになるおいしさ。トーストといっしょに、ごはんにももちろんあうし、あっという間に食べてしまったのだけど、なんだかじぶんの脇からメティ臭がするのは気のせいだろうか。いや・・・これは、わきがだ。
良薬は口に苦し。そういえば例の例の薬も、牧草みたいで飲みにくい。牧草だからミルクに溶けないし。仕方ないので最近気に入っているdev bhumiのはちみつに混ぜてみたところ、おーいーしーい!ことがわかって、これもわきが炒め同様、はまりそうな予感。・・・体調は良くなるのかしら。