テレビCM露出が増えたbabyoye。ネット注文の翌日には、こんなふうに梱包して宅配してくれる。おむつまとめ買いは、ネット通販を利用している。ストレスフリーでおむつが買えるなんて…こんな日が来るまでは、けっこう大変だった。こどもを抱っこしておむつを両手に持って、えっさほいさ。幸い近所にコンビニ的なお店があって、会社帰りの夫に買ってきてもらったり。おむつの確保って、みんなどうしているんだろう。
あ、大変というのは、電話でデリバリー、のはなしです。
マーケットのお店は、なんでもデリバリーしてくれるのだけど、なぜかおむつについてはうまくいった試しがなかった。ミッションコンプリートは5回に一回で、もーう、そのお店には何度怒鳴り込みにいったことか。まだ届かない、いつ届くのか、何度も電話してもちっとも持ってこない。そのうち電話も途中で切られるんだから、お店まで10分、歩いて状況確認しに行っちゃうよ。
たぶん問題は、縦割り役割分担の弊害。電話担当はちゃんと注文を受けても、例えば在庫がなかったら、そこでわたしの注文は消えてしまう。在庫がない旨の連絡さえなされない。そもそも、在庫確認することなく注文は受けられるのだ。電話担当は電話を受けるだけ、配達担当は配達するだけ。じぶんのミッションだけをすればいいので、きちんとおむつが届けられたかどうか、だれも気にしないのだ。
怒鳴り込みにいったある日も、カウンターで店員が電話注文を受けていたー電話を切り、メモした内容を、口頭で、大声で、だれかに伝えるーはい、あなたの注文承りました〜という感じだ。そしてそのメモはささっと捨てられる。
以来わたしはまず、電話を受けたひとの名前を聞くことにした。なにか問題があったらおまえのせいだからな!ぐらいの悪態ついてかかるようにしたら…あら不思議、ピザみたく30分以内でおむつが届くようになった。そう、これがわたしのデリバリー極意。名乗る。日本では、当たり前のことで、そのマニュアル化されたやりとりに辟易することもあったけれど、これで少しでも責任を背負う気持ちになるのかもしれない…?
何がいいたいかって、おむつごときでいらいらしないで、こころ穏やかに過ごしたいってことです。